食中毒症状 - 真緒　ダイアリー

気仙沼市の離島で大島医院を開業している山本馨医師（６４）が、
アニサキス症の新しい治療方法が見つかったとして、
その研究結果を２月６日に仙台市で開かれる日本消化器病学会東北支部例会で
発表することがわかりました。

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一般的な治療法としては痛みを抑える抗コリン薬、
炎症を抑えるステロイドを投与後に内視鏡によって虫を摘出する
内視鏡手術が採用されるそうです。

この治療法に対し山本医師はアニサキス症の症状は
一種のアレルギー症状だと考えて、
じんましん治療と同じ抗アレルギー剤をステロイドと投与する方法を
試してみたそうです。

この方法だと患者に与える身体的、金銭的負担が少ないことから
今後はこの治療法を行っていくべきだと考えて、
今回の発表に至ったというわけです。

内服薬のみで治療できるならそれに越したことはありません。
内視鏡といったら胃カメラを思いだしますが、
胃カメラを飲むときのしんどさを考えれば、
患者の立場に立っている優れた治療法だと私は思います。